ADMIN TITLE LIST


Recent entries
2016/02/21 (Sun) 営業案内

Selected category
All entries of this category were displayed below.

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


1991.4.16 棋聖戦より

管理人が敬愛してやまない
中田功先生との一局。
52手目の局面が一つの基本形だが
この局面の形勢はどうなのだろうか?

管理人の勝手な印象だが
アマ四段程度までは石田流が勝ちやすく
県代表クラスになると
居飛車が勝ちやすいように思う。
ただし千日手でよいと割り切るなら
後手の作戦としては有力かもしれない。



千日手含みの細かい駆け引きを経た後、
72手目の△74歩が玉頭位取りに対する習いある攻め。
同歩なら△75歩~△46歩と飛車の横利きで
先手の銀を狙う手がある。

75の位を奪回したのは大きなポイントだが
23に出来たと金がさらに大きな実利で
形勢は先手持ちだろう。
こうなると後手の52銀が
先手のと金の格好の攻撃目標になっている。

後手も銀のただ捨てで手数を稼ぎ
懸命に食いつきを図るが
115手目の▲25竜が▲74桂以下の詰めろを見た
気持ちのよい決め手。
玉頭位取りの教科書的な一局。

宮田の将棋!rivival 完
スポンサーサイト

1993.4.5 NHK杯戦より

高段者の将棋では相手の攻め駒を「責める」ことで
理想形を阻止することが重要になることも多い。
本局で言うと48手目からの宮田の方針がそれにあたる。



先手の桂を取りきって△27銀と両取りを
かけるまでが一連の読み筋だろう。
先手も両取りを放置して▲45歩が本筋の一着。
遅いようでも歩が伸びていく攻めには力がある。

68手目の▲53角成に対する△33角が
なんとも味の良い攻防手で
この手があっては局面は後手優勢がはっきりした。

以下も銀取りに構わず馬を作って
玉頭を厚くしたのが
宮田らしい手厚い指し回しで
つけいる隙を与えず完勝。


去る11月25日、
「棋界のプリンス」と謳われた
真部一男八段が逝去されました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。

今回は特別編として
その真部八段(贈九段)と
宮田の若き日の棋譜をお送りします。
棋譜を通して二人の息遣いと
飽くなき勝利への執念が伝わってくる熱戦です。
この将棋に関しては細かい技術論や
手の善悪を論じることは野暮というもの。
とにかく並べてみて下さい。

1975.10.30 順位戦


将棋とはここまでしなければ
勝てないものなのかと考えさせられます。
命を削る勝負とは
こういうものを言うのでしょう。

1995.6.2 棋聖戦一次予選より

石田流対左美濃のオーソドックスな対抗形。
何気ない局面だが
先手の次の一手はやや不用意だったか。



▲46歩と位を保つところだと思うが
▲56歩だったため
すかさず△45歩とつかれてしまった。
(△42角~△64銀の筋を嫌った?)
美濃囲いはこの位を占められると
極端に進展性に乏しくなる。
後手はその弱みを見事についた駒組みを見せてくれる。

66手目の局面を見てほしい。
天然の要害に築かれた
難攻不落の堅城を思わせる迫力の陣立てである。
先手から見ていると
押しつぶされそうな圧迫感を感じないだろうか?
駒の損得こそないが
ものの分かる指し手なら匙を投げたくなる局面。
以下の指し手も淀みなく
宮田の会心譜。

1997.11.18.C2順位戦より

駒の損得や玉の堅さといった概念は
初心者でも比較的理解しやすいが、
上級者でもなかなか理解しにくいのが
厚みの重要性である。
本局は厚みを重視する宮田の棋風が
如何なく発揮された好局であり、
その価値を理解するための絶好の教材である。

下図は51手目▲86同角の局面。



13手進めた64手目が
宮田の目指した構想が実現した局面。
自陣飛車を打たれて角は殺されたが
拾った桂香を玉頭にセットして準備完了。
この後は順位戦らしい壮絶な玉頭戦になるが
180手の大熱戦を制して快勝。

※棋譜を目で追えない閲覧者のために
動く将棋盤にしてみました。
迫力の玉頭戦をご堪能下さい。


| HOME |


Design by mi104c.
Copyright © 2017 三軒茶屋将棋倶楽部の裏通り, All rights reserved.
まとめ




上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。