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2016/02/21 (Sun) 営業案内

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※本稿は以前ミクシーに連載した駄文を修正したものです。
 ブログにアップするにあたり、動く将棋盤で鑑賞できるようにしました。
 抜群の完成度を誇る氏の作品を是非ご覧下さい。

1993.5詰棋めいと14号(初入選)


手順ははっきり言って予定調和。
収束は既成だし前半部分もよくある導入。

だがとてもいい。
まず初形。
金気がなく、中篇にしては軽くて嫌味がない。
持駒は歩一枚。
思わず手をつけたくなる。
そしてやってみると、さしたる変化紛れはなく、
変に苦労せずに最後までたどりつく。

見えにくいのは、つなぎ部分の馬の横歩きくらいだろう。
パラの強豪解答者が嫌ういわゆる手筋物に近い。

だけどね。
このまばゆいばかりの純度の高さはなんだろう。
無用なものは何もなく、
配置された全ての駒がお互いを必要とし、
それぞれが互いによりかかることなく
確かに自己主張をしているのだ。
推敲不足の情報量の過多によって
難解性を演出するような馬鹿げた駄作を
作品と言ってはばからない
おかしな風潮の対極にあるような作品ではないか。
故郷を描いた水彩画のような詰将棋の原風景。
爽やかな余韻を残す収束。

これ一作だけならば
ここまで誉めることはなかった。
しかしこの作家のクオリティは
この程度のものではない。
②へ続く
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なるほど・・・ 日本酒と詰め将棋は「上善如水」ということですね。
【2012/09/10 02:13】 URL | じょっぱり #-[ 編集]
重厚な作品よりこういった喉越しのよい詰将棋が好きなんですよねぇ。
【2012/09/11 22:48】 URL | ss #-[ 編集]
「推敲不足の情報量の過多によって難解性を演出するような馬鹿げた駄作を作品と言ってはばからない」
ここが言いたかったのですね。
まさしくおっしゃる通りだと思います。一流と言われる作家や、賞の選考を担当するようなレベルの方でも、そのあたりを見誤ることが多いのは嘆かわしいことです。
【2012/09/16 17:35】 URL | タラパパ #SuQ4kmlA[ 編集]
コメントありがとうございます。評価が点数化されてしまう詰パラだと、どうしても解答者目線から見て難解な作品が高得点になってしまうので、作者がそれを意識した作図をしてしまうのが問題なのではないでしょうか。作品の難度は狙ってつけるものではなく、手順を実現するための最善の構図を求めた結果でなければならないと思います。
【2012/09/18 17:26】 URL | ss #-[ 編集]














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