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2016/02/21 (Sun) 営業案内

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1994.11詰棋めいと(入選6回)


前回とはうって変わって重たい初形です。
指将棋派で詰将棋嫌いな方は
一手も考えずに放り出すかも。
でもちょっと待って下さい。
初形が打歩詰なので、
候補手はほぼ一つしかありません。
というわけで、手を付けさえすれば
6手目まではほとんど絶連の序。

7手目の金捨てから質駒の飛を奪い
11手の48角が主眼手。
しかし主眼といっても
全体の流れで見せる構成になっているので、
それほど印象に残る手ではない。
以下は玉方が移動合で粘るところを、
習いある収束につなげて綺麗な清涼詰。

どうです?気持ちいいでしょう。
そしてこの気持ちよさと、
爽やかな解後感は
初形からは想像できないほど
きれいに捌けた詰め上がりがもたらしています。
言ってみれば初形のマイナス面を
詰め上がりでプラスに転化したのです。

解後をよくする方法の一つとして
積崩しという手法がよく使われますが、
本作は初形から積崩しているような印象があります。
重たい初形からは信じられないほどに
流れのままに次々と駒が消えて行き、
無駄のない詰み上がりまでだれるところがない。

全体を通してみると起伏がなく、
盛り上がりには欠けますが、
終始、味の良い手順が続くので
嫌味なく解けるのも好印象です。
決して単に捌けるだけの作品ではなく、
全体を通した構成のうまさには
目を見張るものがあります。
これは作者の作品に共通する点でもあります。

解いても並べても気分がよい作品でした。

③へ続く。
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まとめ




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