2008.03.26  若手実力者と戦う
1995.11.21順位戦より 

今期、圧倒的な強さでA級復帰を果たした
鈴木大介(現)8段との一戦。
宮田らしさが存分に発揮された将棋である。



59手目の▲44歩が読みの入った一着。
△同飛と取られて損なようだが、
角筋に飛車を呼んでおいての
△55歩〜△65歩が狙いの波状攻撃。
右翼を放棄して飛車を左翼に展開した79手目は
見事に作戦図星といったところ。
続く81手目の▲76銀打も実に手厚い好手で
こういう局面で駒を惜しんではいけない。

以下の手順を追ってもらえるとわかるが、
先手は一貫して金銀の枚数で
相手を上回るように指し続けている。
これは玉頭戦を有利に進めるコツで
初段前後の棋力の方には参考になると思う。
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